2021-03-05 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
というものが、これはメガバンクとか農中その他、それから地域金融機関といろいろなんですけれども、地域金融機関も御承知のようにたくさんありまして、CLOに積極的に投資したところもありますし、ほとんど投資していないところもあって、なかなか一概には言えないんですけれども、御指摘のように、CLOというもののリスクというものはやはり十分考えていかなければならない、もちろん、金融庁や当方の検査でも、あるいは考査でも、邦銀
というものが、これはメガバンクとか農中その他、それから地域金融機関といろいろなんですけれども、地域金融機関も御承知のようにたくさんありまして、CLOに積極的に投資したところもありますし、ほとんど投資していないところもあって、なかなか一概には言えないんですけれども、御指摘のように、CLOというもののリスクというものはやはり十分考えていかなければならない、もちろん、金融庁や当方の検査でも、あるいは考査でも、邦銀
他方で、御指摘のようなリスクについては私どもも十分注視しておりまして、累次の考査等を通じて、また金融庁ともよく連絡を取りながら、特に金融機関のリスクという面についてはよく見ておりまして、今のところ、この配付された資料の一でも御覧になっていただけますように、このレバレッジド・ローンなんかの保有の割合は、邦銀の割合はまだ小さいと。
S&Pグローバル・レーティング、以下S&Pと呼ばせていただきますが、本年十月二十九日、マイナス金利の〇・一%深掘りは邦銀収益を六%から二一%減少させると題するリポートを発表いたしました。 日銀がマイナス金利政策の深掘りに踏み切った場合、国内における日本の銀行、邦銀ですね、貸出金利の低下などにより収益性に更に下方圧力がかかることから、S&Pはその影響の大きさを試算しております。
○藤巻健史君 じゃ、次の問題に行きますけれども、日銀は邦銀に保有債券の時価会計を一生懸命推薦していますけれども、依頼というか指導しておりますけれども、日銀自身はなぜ時価会計をやらないで原価償却法、簿価会計なんでしょうか、お教えください。
これ、私も実はロンドンにいるとき、まだそのときは邦銀にいましたけれど、日本の銀行で、当時のロンドンというのはユーロ円債というのを発行日に買っちゃいけなかったんです。それは日本国内の市場と外国の市場を分けるということで、ユーロ円債を日本企業が発行しても、その日に買っちゃいけない。
これは日本の経済にも当然ですし、それから今、邦銀というのはドル調達苦しんでいるんですよ。本当はドル預金でお金、ドル集めたいと思うんですよ。それもできないんですよね。要は、ドル預金が雑所得ということでかなり大きい影響を与えている、これは私はマーケットにいた感じですごくするんですけど。 今までちょっと議論してまいりました。
日銀による異常な金融緩和の結果、邦銀は金余り状態が続いています。国内融資には回らず、大半は、ただいま述べた国債や株のほか、海外投融資に回っています。国際決済銀行の最新データによると、日本の海外投融資は約四兆ドルと世界最大になりました。過去五年間、米国、英国、ドイツ等が約三割減らしている一方、日本だけが約四割増加させています。
これは別にアメリカ財務省から買って買えないことはないかもしれませんが、邦銀から買うわけであります。日本の銀行から日銀が買い取ると、こういう話であって、決してこれは為替介入にはならぬ。 八十兆円の国債買取り、玉がなくて半分ぐらいしか買っていないというじゃありませんか。これはステルステーパリングと言われても仕方ないですよ。
要するに、ベーシススワップのマイナス幅の縮小というのは、やっぱり邦銀がドル調達の必要がなくなってきたからじゃないかと思うんですけど、そうすると、一方、逆サイドの例えば欧州の銀行、例えばリターン・オン・アセットを気にしない欧州の銀行というのは今短期国債をたくさん買っていると思うんですね。
例えば、典型的にいうと、例えばベーシススワップのマイナススプレッドが拡大したというのは、これは邦銀がドル調達を増やしたからというふうに考えると、それはドル運用ドル調達ですよね。でも、この新聞記事が正しいとすると、円をドルに交換して、アウトライトで買っているというふうに読めちゃうんですけれども、どちらが地銀としては今多いんですか。
もう一つ、日本の財政も危ないし、中央銀行もかなり危ないんではないかということで思ってはいるんですが、逆に言うと、メガバンクを中心に邦銀は日本国債をたしか四年間で半減させたりして、割と強いんじゃないかなと。
○国務大臣(麻生太郎君) この足下でドル需要というものが高まっている背景というのは、これは何も邦銀に限った話じゃありませんので、ドルの調達コストが上昇していることはもう各国の銀行は同様だと認識をしております。 ただ、私どもの方の邦銀としては総じて充実した財務基盤を有しておりますので、必要な額のドル資金の調達に支障は生じていないというように理解をいたしております。
まず大臣にお聞きしたいんですけれども、今マスコミで邦銀のドル調達が大変だという話が時々載るんですけれども、ジャパン・プレミアムが出始めているのかどうか、そして今後、邦銀のドル調達は余り心配が要らないのかということと、マスコミではよく円は避難通貨だと、何かあると円が買われて、為替でですね、円が買われて避難通貨という言葉が使われていますけれども、こういうふうにドルが調達できないというのは、みんながドルが
○黒田参考人 確かに、邦銀がリーマン・ショック以降、海外での貸し出しを増加させているということは事実でありますし、また、海外の銀行等に対する買収あるいは出資などを通じて、海外ネットワークの拡充にも取り組んでいるわけであります。
邦銀は、しかしながら、総じて充実した財務基盤を有しておりまして、必要な額の外貨資金の調達にも支障は生じていないというふうに承知しております。
一 政府は、我が国企業の海外ビジネス展開を積極的に支援するため、必要な場合には外国為替資金特別会計の外貨資金を一層効果的に活用することを検討し、かつ、ツー・ステップ・ローンによる国際協力銀行から邦銀への外貨資金の提供等を引き続き推進するとともに、現下の金融環境を踏まえ財政投融資の的確かつ機動的な運用を検討すること。 右決議する。 以上でございます。
ただ、邦銀は総じて充実した財務基盤を有しており、必要な額の外貨資金の調達にも支障は生じておらず、邦銀の信用力への疑念によって調達コストが上昇しているものではないというふうに承知しております。
また、議員から今問題提起のありました邦銀の外貨の資金繰りの安定化ということなんだと思いますが、これは、一義的には金融機関自身によります適切な外貨の流動性というもののリスクの管理体制というものの確保、これは金融機関自身によるところでしょうけれども、邦銀の流動性の確保の観点から、これは日銀の役割というものが重要なんだと考えてはおります。
、クロスカレンシーのベーシススワップというものにつきましては、これは少しずつということは、もう間違いなくそういった数字が上がってきておりますのは、〇・二四、〇・三七、〇・六七、大体そういうところなんだと、二年物で、今の二年物ですよ、二年物でそういうものだと思っておりますが、ドルの需要の高まり等々が背景にありますので、調達コストが上昇しているというのはこれは私どもも認識しておりますけれども、それじゃ邦銀
○黒田参考人 BISの国際与信統計というので見ますと、邦銀のオフショア向け与信残高は、二〇一五年末現在で五千六百六十三億ドルとなっております。今、手元に二〇〇八年末のデータはございませんけれども、最新時点のデータが今申し上げた数値になっております。
これも朝日新聞のニュースに載っているんですが、爆発があった地下鉄マルベーク駅から徒歩十分の距離にある大手邦銀の支店の方にインタビューをしたところ、非常に動揺しているというふうに答えていらっしゃいます。公共の場所を狙われてしまえば気をつけようがないということです。
そしてまた、日本の銀行、邦銀がそういった地域に展開しているかというと、限られているんですね。大体メガさんに限られているんです。メガさんといっても大分限られています。 そもそも、中小企業の皆さんが海外に行って、事業するんやけど融資してくれへんと言ったところで、メガさんは相手してくれません。
○大久保勉君 今日の委員会では様々な論客の先生方がいらっしゃいますから、もうこの議論に関してはここで終わりまして、日銀に関しては最後の質問なんですが、邦銀の外貨の運用、調達の問題に関して議論したいと思います。 資料三を御覧ください、ちょっと見づらいんですが。
このスキームによりまして、日本国債等を担保といたしました現地通貨建ての資金繰りのバックストップとなることによりまして、海外に進出します邦銀あるいはその取引先の我が国企業の資金繰りに安心感を与える効果があると思っております。また、そのことを通じまして、当該国の地域の金融市場の安定、こちらにも寄与する効果が期待できると考えております。
邦銀の国債保有比率は下がっているといえども、邦銀が所有する日本国債は百二十兆円を超えております。バーゼル銀行監督委員会の一つ目の案が採用された場合の私が最も心配しているところは、やはり日本銀行の出口戦略にあります。仮に一つ目の案が採用されたからといってすぐどうこうなるというものでもありませんけれども、異次元の金融緩和の出口戦略に影響は少なからず出てくるのではないかと思います。